週末二日連続で風炉正午の茶事(稽古茶事)の亭主をさせて頂いた。
金曜日は広間、土曜日は小間で人数は両方とも五名様
両日とも11時に始まり2時40分頃には終えることができた。
ー広間での茶事の反省点ー
お料理の方が炭の後に懐石と勘違いされて、お釜改めの後、まだ用意できていなかった。
やはり過信せずに事前に確認すべきだった。
よしずだったので、食事やお道具拝見の進み具合など中の様子が見れて助かった。(のぞいちゃった)
半東さんがベテランの方で待合から外腰掛関係のことなどすべて完璧にこなされて、私は手渡されるお料理をそのまま運ぶだけ、とても楽だった。
でも八寸はやっぱりよくわからなかったなぁ。
堀内宗匠の本の千鳥では、お正客はお酒も肴も後回しになる。
NHKのビデオではお正客から始まっている。
私としてはお正客を飛ばしてしまうのは何か変な気がして、二献目もお正客から始めた。
それでも燗鍋があっち行ってこっち行って、八寸の向きをいちいち変えて、途中からごちゃごちゃになっちゃって「盃拭いたぁ~?」「ちゃんと拭いたわよぉ~」なんてことになりました。
先生から二献目でも八寸の拝見をすることもあるとお聞きして「残り物眺めてどうするの?自分の分が残ってるか確認するの?」なんて思いました。
それでも最後に不審庵の先生から「少しずつですが、皆さん上達されてますね。」というお言葉を有難く頂戴いたしました。
今回一番理解したかった八寸の場面ですが、私のまとめとしては、酒→肴の順番を守って、ちゃんと全員に行きわたれば「お流れを」も「器拝借」のタイミングももっと自由でいいのでは?
だってお客によって動作や呑むテンポも違うし、そもそもお酒なんだから緊張して順番守ることが第一義じゃないよね。
小間での茶事の反省点は・・・次回
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