稽古とは一より習う最初のその一
表千家でございます
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宗心宗匠
今日お会いしたM先生はいつものお元気がなかった。
先月27日に亡くなられた堀之内宗心宗匠のことをお尋ねすると、お葬式に参列された時のことなど色々とお話して下さった。
M先生が宗心宗匠をとても尊敬されていたことがよくわかった。
昔、廻り炭で宗匠が「二本、二本」とにこやかに仰って、掴むのが大変だったという思い出やら、初釜のお席で、くじ引きだったかな?幸運にも宗匠と宗完宗匠お二人で書かれた色紙を当てられたこととか、どんなお尋ねにも「そうねぇ~。どっちゃでもいいんだけど・・・それじゃ皆さん困るものねぇ。」とそれは優しいお言葉だったとか・・・そして絶筆は「夢」であったそうです。
私の拙い頭には何となく秀吉公の「難波のことも 夢のまた夢」なんて浮かんできてしまいました。人の一生は結局はかない夢なのかもしれません。
(ё_ё) でも△宗匠(イニシャルもダメよね。ここは)は質問にはいつもご立腹の体なのよねぇ・・・なんてね。
2015/06/19(金)
20:56
宗匠
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八寸(千鳥の盃)
吸い物を吸い切った頃、八寸を左手に銚子を右手に、正客前で銚子置き、八寸を四方回しして前に置く
正客に酒をつぐ
正客は酒を置き(口付けないで?)八寸を取り、拝見して、四方回しして元の場所に戻す
亭主「器を拝借」と言い、海の物を取り、丸回しして正客に差し出す
亭主は銚子と八寸を次客前に動かしてからにじって動き、八寸を四方回しして酒をつぎ、同様に海の物をとる~末客まで
(ё_ё) さぁ~ここからが訳わかんないわよぉ!
亭主は正客の前に戻り、八寸を四方回しし、銚子を次客方面に向けて置き「お流れを」
正客「ご用意のお杯のお持ちだしを」
亭主「ぜひそれにて」
正客、杯を清め、杯台に乗せて丸回しして亭主へ
亭主、杯台を置き、杯を次客についでもらいすぐ呑む
(その間に正客は海の物を取り、向きを変えて出し、亭主それをもらい、八寸の左側に置き、正客が八寸を四方回し)
次客が「お流れを」で、正客に「しばらく杯をお借りいたします」
懐紙で清めて台に乗せ丸回しして次客へ置き、つぐ
亭主は次客の蓋を借りて、山の物を乗せて、八寸盆の向きを変えて「お流れを」
次客は杯を拭いて杯台に乗せ丸回しし亭主に渡し、三客がつぐ
次客は山の物を懐紙に取り、亭主に渡し、八寸盆を四方回し
三客が杯を請い、亭主は杯を拭き三客に渡してつぎ、三客に山の物を取る
亭主は三客に請いお流れを頂いたら、杯を杯台に戻し八寸に乗せ左手に持ち、右手に銚子持ち、正客に戻り
杯を清め、杯台ごと丸回しし「ながなが杯を拝借いたしました。」酒をつぐ
「まことに残肴(ざんこう)ですが」と断り、正客が飲んでる間に蓋に山の物を取る
正客「充分頂きました。これにてご納杯を」で杯を拭き、杯台に乗せて亭主に渡し、酒をつぐ
亭主が杯を杯台に戻すと「お湯をお願いします。」
亭主は八寸に杯台と肴二種も乗せ、左手に八寸、右手に銚子持って下がる
(ё_ё) これでいいんかなぁ~・・・
不審庵のK先生は「それもあり、これもあり」的なご指導で、いつも「ここが小間だったら、そもそも堅苦しくしようにも出来ない。」とのお教えだが、「先生、ここはとりあえず広間ですし・・・」
先ずは守離破の守から教えて~!
2015/06/18(木)
17:17
茶事
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高取焼き
文禄、慶長の役(1592年~98年)は別名「やきもの戦争」とも呼ばれ、日本の陶磁器に多大の影響を及ぼしている。
(ё_ё)文禄・慶長の役(ぶんろく・けいちょうのえき)って?
豊臣秀吉の「唐入り」構想に基づき朝鮮に明への道案内を命じたところ拒絶されたことから、まずは朝鮮を征服する目的として文禄の役が始まった。
朝鮮はほとんど無防備、無警戒に近い状態で、秀吉による奇襲攻撃を防ぐことはできなかった。
その後、明からの援軍、朝鮮義兵の参加もあり、秀吉軍は窮地に追い込まれた。
秀吉の死を受けた日本軍の撤退をもって終結し、日本の敗北に終わった。
日本軍が帰国の折に様々な文物を持ち帰り、専門職集団を強制移住させたが、その中に「やきもの」や「陶工」の比重が圧倒的であった。
高取焼も文禄、慶長の役後に開窯された焼物の一つである。
黒田長政は文禄・慶長の両役に参加したが帰国の折に朝鮮人陶工「八山」(はちざん)を連れてきた。
(ё_ё)だから高取焼宗家は代々『八山』の名を受け継いでいるのね。現在は十三代八山。
最初の窯場は直方市の郊外鷹取山麓にある永満寺宅間に開かれた。
この地に因んで焼物の名称も「高取焼」と命名された。
小堀遠州(三代将軍家光公の茶道指南役)の指導をうけ、七色の釉薬を特色とするいわゆる「綺麗さび」を基とした茶陶を展開した。
(ё_ё)なので「高取焼宗家HP」によると『現在も遠州七窯の筆頭の窯元として茶道遠州流宗家のお家元から直々にご指導を賜りながら作陶を続けております。』なのね。
現在では東西二つの皿山が運営されている。
東皿山窯は、明治4年(1871)廃藩置県に至るまで最も永く営まれた。この窯は茶陶を専門とした。←亀井味楽氏
庶民の日用品生産のため西皿山窯が築かれた。←原豊氏
2015/06/17(水)
13:15
焼き物
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楽家十一代 慶入 (文化14年(1817)〜明治35年(1902)85歳没)
旦入(十代)の婿養子となり、弘化2年(1845ー28歳)十一代吉左衞門を襲名。
明治4年(1871ー54歳)剃髪隠居して慶入と号す。
慶入の時代は幕末明治維新という茶の湯をはじめとする伝統芸能衰退の時代であった。
維新と文明開化の流れの中で茶道は軽んじられ、疎んじられ、特に徳川家と縁のあった千家への風当たりは強く、それは楽家も同様であった。
慶入はそうした世事にとらわれることなく、実にゆったりとしたおおらかな作品を残している。
伝わるところによると三代道入、ノンコウを敬慕したとあり、また、技量、教養も高く、茶の湯では表千家より皆伝を受けている。
茶の湯全体が低迷する中、さまざまな道具を作り、華族に売ることで生計を立てたとも言われている。
(ё_ё) 慶入写しのお茶碗あるので、慶入さんのこと知っとかなきゃと思ったけど、ほかの楽家の歴代も名前くらいは覚えなくちゃ!
2015/06/16(火)
23:09
楽家
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笹の葉茶杓
“笹の葉型”と呼ばれる最も古い形の茶杓。
象牙の薬匙を模して竹で削られた。
足利義政公のお好み。
大徳寺派・招春寺(京都府南丹市)福本積應和尚筆
銘「涼風」
茶杓師 海野宗泰作
~以下「茶湯 晴山」さまのHPより学ばせて頂いたこと~
職人が技術的にどんなに素晴らしくても茶杓の価値は限りなく「ゼロ」に等しい。
即ちどこまでいっても「水屋用」であり「稽古用」のもの。
あまつさえ、自ら「銘」を付けて「筒書」や「箱書」をし茶会に使うなどもってのほか。
なぜ、「ゼロ」かといいますと「茶杓」は「掛物」や「竹の花入」と同じでその技術や熟練ではなく「茶人としての技量、人格、禅者としての悟りの深さ」を価値観の基準として表現されるものなのです。
即ち「お人」なのです。
現代、茶杓の下削りの作者として知られる「千家十職」の一人「黒田正玄」氏の茶杓であって、どんなに立派でも決して、そのまま使用したりすることはありません。
必ず「御家元」の「仕上」と「銘」が付いて初めて使える「茶杓」となるのです。
(ё_ё) なるほどねぇ~「茶の湯的」だわねぇ・・・
2015/06/15(月)
14:54
茶道具
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羊草
ヒツジグサ(未草)は、スイレン科スイレン属の水生多年草。
夏、池や沼で水面スレスレに白い清楚な花を咲かせる。
花の大きさは3~4cm。
未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることから、ヒツジグサと名付けられたといわれるが、
実際には、午前11時頃から咲き始め、夕方4時頃しぼんでいく。
一つの花は3日、3回咲いたあと水中に沈んで実をつけるらしい。
スイレンは外国産の園芸品種が多いがヒツジグサ(未草)は日本で自生する世界最小のスイレン。
スイレンは葉も花も水面に浮かんだまま。ハスは、葉や花が水面から立ち上がる。
未草は清子さまの御印。
因みに
天皇陛下は、榮(エイ)。榮とは桐(きり)の事。
皇后様は、白樺(シラカバ)。
皇太子様は、梓(アズサ)。カバノキ科。
雅子様は、浜梨(ハマナス)バラ科、バラ属。
愛子様は、五葉躑躅(ゴヨウツツジ)。
秋篠宮文仁様は、栂(ツガ)。松科の木。
紀子さまは、檜扇菖蒲(ヒオウギアヤメ)。
眞子様は木香茨(モッコウバラ)を図案化したもの。
佳子様は、ゆうな(沖縄の方言名)。和名オオハマボウ、ヤマアサ。ハイビスカスの一種です。
悠仁様は、高野槙(コウヤマキ)。
2015/06/15(月)
02:01
植物
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